0系新幹線で九州へ (part4)



 ここでも数分停車しました。

しかし、人身事故の影響で、この新幹線しか動いていないため、普段なら、ほぼ各駅でのぞみ号やひかり号に抜かされるのに、一本も抜かれないのは、不思議な感覚です。
 一つ目のポイントの駅である広島駅が近づいてきました。
 途中で、野球場の建設現場を見ました。

ここが新しくなる新球場になるのでしょうか?
 16時11分、広島(ひろしま)駅に到着しました。

ここでは、考えられないくらいの乗客が乗り込み、通勤電車のような大混雑に・・・
 定刻通り、広島駅を離れました。

今、現時点で動いている新幹線は、このこだま号だけのようでした。

ほかの新幹線は、すべてまだ運転を見合わせていました。
 車内ですが、まるで0系のお別れ乗車か?と思うくらいの混雑ぶり・・・。

デッキも含めて、客室内も立客で溢れかえっていました。

信じられない光景がここにあります。
 錦川を渡り、次の駅が近づいてきました。
 16時30分、新岩国(しんいわくに)駅に到着しました。

ここで10分停車し、いちばん長い停車時間になりました。
 混雑した車内をぬけだして、ホームへきました。

 100系新幹線との並びです。

同じ国鉄時代の車両でも、形状はずいぶんと違います。
 昭和時代の新幹線駅に、0系新幹線と100系新幹線・・・。

一昔前に戻った新幹線・・・のイメージが出てきます。
 新幹線は、まだ運転見合わせ中で、この新幹線のみが動いている状態でした。

なので、追い抜く新幹線もいません。
 駅の周りには、家が少ししかなく、山に囲まれていました。
 新岩国駅の近くには、錦川鉄道の駅があるのですが、新幹線のホームからは見ることができませんでした。
 車内は、デッキにまで人がいる状態なのですが、ホームは、穏やかな空気が流れていました。
 ホームには、錦帯橋の絵がありました。

この近くに錦帯橋があります。
 16時39分、定刻通り発射しました。

しばらくすると、遠くには海が見えてきました。
 そして、速度が減速し始めると、工場が見えてきました。
 煙突の上からは、炎が出ているところがありました。

次の停車駅が近づいてきました・・・




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